毎週の説教メッセージ

off  「主にある生き方」(新しい人に)

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説教:三浦 修 牧師 (埼玉和光教会)

エフェソの信徒への手紙4;17-24

 「以前のような生き方をして情欲に迷わされ、滅びに向かっている古い人を脱ぎ捨て、心の底から新たにされて、神にかたどって造られた新しい人を身に着け、真理に基づいた正しく清い生活を送るようにしなければなりません」(22-24)。

 私たちキリスト者は、キリストに結ばれて、新しく造り変えられた者です。古い自分に死んで、キリストと共に新しく生まれた者です。しかし、私たちの現実は、古い自分に死に切れず、古い自分と新しい自分との葛藤の中にあるのではないでしょうか。新しい人になりたいという思いはあっても、たえず過去に心奪われ、前に向かって進めない状態なのではないでしょうか。私たちは、自分の力や努力で、新しい人になり、新鮮で若々しい生き方をしようとしても出来るものではありません。外から衣を着させられるように、「キリストを着る」ことによって、「新しい人を身に着ける」のです。パウロはかつて、生粋のイスラエルの民であること、熱心な律法の学徒であることなどを誇りとし教会を迫害していましたが、キリストと出会うことによって、それまでの生き方を糞土のように投げ捨て、和解と平和の福音を伝える伝道者に生まれ変わったのです。私たちも日々キリストによって新しくされ、平和を造り出す「新しい人」になりたいと願います。

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