毎週の説教メッセージ

off キリストの体を立てよう

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説教:最上 光宏 牧師 (教会創立44周年記念礼拝)

ローマの信徒への手紙12:3-8

 私たちの教会の始まりは、「日本基督教団所沢教会」が、幼稚園問題と牧師隠退問題から教団を離脱することになった際、8名の信徒が、「自分たちは教団の教会で洗礼を受け、教団の交わりの中で信仰を培われてきた者として、教団の教会を立てていきたい」という決意から、信徒の家庭で独自の礼拝を始めたことによるものでした。この信徒たちの心いきと合同教会としての教団を建てていこうという姿勢に感服いたします。その後の歩みはまさに「荒野の40年」でした。信徒の家から公民館、借家、プレハブと集会の場所を転々として、17年前にやっとこの土地が与えられ、独自の会堂をもつことができたのです。その間には3回の無牧の期間もありましたが、和光教会をはじめ近隣の教会の支えを頂きながら、信徒のみんなが力を合わせてこの教会を守り盛り上げてきたのです。その意味で、この教会は「信徒の教会」です。その伝統を大切にして、みんなでこの教会をさらに成長させていきたいと願っています。 パウロは教会を「キリストの体」と呼び、一人一人の信徒を「体の部分」(肢)と呼んでいます。一人一人がキリストにしっかりつながり、それぞれの賜物を生かして主に仕えることによって、教会は「生きたキリストの生きた体」になるのです。それぞれの賜物を主に献げて、「体」を成長させましょう。

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