毎週の説教メッセージ

off 神さまはただ一人 

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説教:最上 光宏 牧師 (収穫感謝礼拝 こどもと合同) 

出エジプト記20:1-3 

 神さまは、今年も多くの野菜や果物、お米などの収穫を与えて下さいました。

 昔イスラエルの民がエジプトの奴隷として苦しんでいたとき、神はその民の苦しみをご覧になり、その叫びに耳を傾け、モーセを通してエジプトの地から導き出されました。荒野で食べ物が無く飢えたとき、神はモーセの祈りに応えて、朝には天からマナをふらせ、夕にはうずらを与えて彼らを養われました。水がなく困窮したとき、神はやはりモーセを通して岩から水を出させ、人々の渇きを癒やされました。しかし人間は食べ物や水だけで生きられるものではありません。「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」(マタイ4:4)のです。そのために与えられたのが、「十戒」です。それは「戒め」というよりも、エジプトの奴隷の地から導き出された神の愛と恵みに対する応答としての生き方を示すものでした。その第一戒は「あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない」という言葉です。これこそが、神さまの愛と恵みに応える最も大切な生き方でした。ところがモーセがシナイ山から下りてくると民は金の子牛を造って、これを神として崇めていたのです。このような人間の弱さと罪のために、神はその独り子イエス・キリストを私たちに与えて下さったのです。

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