毎週の説教メッセージ

off 心の扉を開こう!

tokorozawa-mikuni to 未分類  

説教:最上 光宏 牧師

ヨハネの黙示録3:14-22

 主はラオディキアの教会に対して「あなたは、冷たくも熱くもない。むしろ、冷たいか熱いか、どちらかであってほしい」と言います。これは態度がはっきりしない、中途半端な信仰の姿勢を指摘した言葉だと思います。何事でもことがらをあいまいにして「中庸」を好む日本人にとって、耳の痛い忠告です。「イエス」か「ノー」かはっきりさせなさいという忠告です。「アーメンである方」(真実な方)と呼ばれるキリストは、ご自分の命をもって私たちを贖ってくださった方です。このキリストの真実の前に、私たちはいい加減な態度でなく、真実な応答を求められているのです。ラオディキアの町は交通の要路として商業の栄えた町でした。彼らは「わたしは金持ちだ、満ち足りている。必要なものは何もない」と言っていましたが、そのような豊かさが、彼らの信仰をなまぬるいものにし、自分の殻の中に閉じこもって、自分のことしか考えていなかったのです。主は彼らのことを「惨めな者、哀れな者、貧しい者」と呼ぶ一方で、「見よ、わたしは戸口に立って、叩いている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし…」と語られます。閉ざされた心の扉を開いて、生ける主を迎え入れ、主によって心を熱く燃やされ、熱い心で主に従い続けたいものです。

Comments are closed.