毎週の説教メッセージ

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説教:三浦 修 牧師 (埼玉和光教会)

使徒言行録2:36-43

 ペンテコステに聖霊を受けた弟子たちは、一斉に立ち上がってイエス・キリストのことを述べ伝え始めました。その時、ペトロの語った説教は、「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさった」という言葉で結ばれています。この「あなた方」とは、直接には、エルサレム入城されたイエスを「ホサナ、ホサナ」と迎えながら「十字架につけよ」と叫んだ群衆たちのことですが、主イエスに背を向けている私たちのことでもあります。これを聞いた人々は、大いに心打たれ、「わたしたちはどうしたらよいのですか」と尋ねたのです。それに対するペトロの答えは、「悔い改めなさい。イエス・キリストの名によって洗礼を受けなさい…」でした。「悔い改める」とは方向転換することです。自分に向けられていた心をキリストに向けることです。具体的には「洗礼を受ける」ことです。その日3千人ほどの人が洗礼を受けたと記されていますが、そのようにして、教会が誕生したのです。この初代の教会の姿から教えられることは、①み言葉を熱心に学び続けること、②主にある交わり(コイノニア)を大切にすること、③聖餐を重んじること、④熱心に祈ること、⑤すべての物を分かち合い奉仕すること(ディアコニア)です。私たちも聖霊の導きによって、そのような教会を形成したいものです。

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