毎週の説教メッセージ

off 主に信頼して歩む

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 説教:小倉 和三郎 教師

フィリピの信徒への手紙4:1-7

 使徒パウロは、自分が設立に関わったフィリピの教会へ送った手紙の中で、エポディアとシンティケと言う名の二人の女性会員の間で起こった問題に触れ、その二人に「主において同じ思いを抱きなさい」と勧めています(4:2)。現在の教会の中でも、熱心に奉仕する自分が信仰に基づいて純真な思いで尽くしていると自負しているのに、自分をよく理解しない人に気づくと、自分の信仰と奉仕を否定されたように感じて、その人と対立しやすいものです。 パウロはその事情をよく知っていて、当事者の二人に、キリストの前で自分を見つめ直し祈るよう導いています。これは非常に大切なことで、何よりも重要なことです。パウロはさらに“真実の協力者”に、問題の解決のため二人を支ええるようお願いしています。(4:3)。真実の協力者とは、現在の教会では長老(執事、役員とも呼ばれる)に当たります。ここでは長老の最も大切な務めは、教会の信者たちの教会内外の信仰生活のために祈り、配慮して、皆が共にキリストに信頼して従うことによって一致して前進するよう執り成して支えることです。教会員もこの長老の働きのため祈り支える務めがあります。

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