毎週の説教メッセージ

off あっけにとられる出来事

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説教:加藤 久幸 牧師

使徒言行録2:1-11

聖霊降臨を経験した人々が伝えたお話(使徒言行録2章)はとても興味深いと思います。経験した人々も何が起こったのかよくわからず、聖書にあるようにしか表現できなかったのでしょう。私は、このお話を、自分のわかる形で受けとめようとは思いません。懸命に伝えようとした人々のお話に耳傾け(なるだけそのままに)伝えたいと思います。
復活のイエスに従う人たちは集まって祈り、「約束の聖霊」を待ち望んでいました。その日、突然、〔天から〕音が聞こえ、彼らがいた家中に響いた(2節)。それは、激しい「風」による〔ものと思われた〕。そして、次に、「風」は、そこにいた一人一人に触れた(それは「舌」に触られるように「感じた」「見えた」〔3節〕)。すると、そこにいた「一同」は、聖霊(風)に満たされ、霊(風)が語らせるままに他の国々の言葉で話しだした(4節)。〔音に、「舌」に触られる「感じ」に驚き、「一同」は外に出たのか、〕通りでは、祭(七週祭)のために世界各地から帰ってきていたユダヤ人たちがいたが、各々の国の言葉を聞くことになり、人々はあっけにとられてしまった(5-6節)。人々の中には、「驚き怪しむ」者(7節)、「神の偉大な業を語っている」と云う者(11節)、「『酒に酔っているのだ』とあざける者」(13節)がおり、「いったい、これはどういうことなのか」と互いに言いあった(12節)。

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