毎週の説教メッセージ

off 神の偉大な業を語っている

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説教:加藤 久幸 牧師

使徒言行録2:1-12

聖霊降臨は、使徒たちが祈り求める中で起こりました。その霊は、激しい風のように壁を突き抜ける「音」であり(2)、「炎のような舌」(3)が一人一人の上にとどまりました。「一同は聖霊に満たされ、‶霊″が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し出し」ました(4)。あらゆる国の言葉で語られる奇跡は何とも不思議ですが、この奇跡は、神の言葉の拡がりを示し、神の国の拡がる様を示唆しています。2つのことを覚えましょう。①ヨハネ福音書3:8、「風は思いのままに吹く」。聖霊降臨において示されている聖霊は、あらゆる壁を突き抜ける力です。その風は、私たちが捕らわれている制約を越え(神の御心により)思いのままに吹き、世界に変化をもたらします。私たちは、今日、この風によって教会が始まったことを、私たちの歩みもこの風と共にあることを、改めて覚えたいものです。②ルカ福音書10:2イエスは語ります。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい」。イエスにおいて「神の御業」は十全に伝えられました。実りは示されていますが、実りのために働く人・仕える人が少ないのです。今日の聖書によれば「神の御業を語る人」が少ないのです。「神の業」から遠ざかった人々が、「神の業」へと立ち返り、新しくされたのが聖霊降臨の出来事です。私たちも新たに神の業に生きる者でありたいものです。

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