毎週の説教メッセージ

off 神の前に正しいかどうか

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説教:加藤 久幸 牧師

使徒言行録4:1-22

ペトロは、「わたしたちが救われるべき名は、天下に この名のほか、人間には与えられていない」(12)と、宣言します。権力者たちは、ペトロが宣言したイエスの権威についても、何ら触れようとしません。しかし、「足をいやしていただいた人がそばに立っている」(14)こと、議場を取り囲む人々やエルサレム住民(4,16)に 「知れ渡っており、それを否定することはできない」(16)と判断します。そこで、「これ以上 民衆の間に広まらないように、今後あの名によって だれにも話すなと脅して」(17)おくことにしました。権力者たちは、ペトロとヨハネに、「決してイエスの名によって話したり、教えたりしないようにと命令した」(18)のですが、二人は、「神に従わないで あなたがたに従うことが、神の前に正しいかどうか、考えてください。わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです」(20)と、応じています。権力者たちは、「二人を更に脅してから釈放」(21)するしかできず、「皆の者がこの出来事について神を賛美していた」(21)ことに関心を寄せることができませんでした。ペトロとヨハネは、ペンテコステの時のように、「聖霊に満たされて」(8)語るのみです。そのスピーチは、「権力者」や「民衆」に対してというより、「神の前に正しいかどうか」という観点から語られます。「イエスの権威・御名にふさわしく」が、使徒たちの行動基準になりました。

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