説教:竹田 英司 神学生
マタイによる福音書 18章1節~5節
農村伝道神学校では、多くの方々の祈りと献金に支えられ、神学を学ぶ恵みが与えられています。その感謝を込めて、学びの一端をお伝えします。神学校では聖書だけでなく、教会史や礼拝、讃美歌についても学びます。「宗教音楽」の授業では『讃美歌21』を取り上げ、各自が曲の背景や神学的意味を調べて発表しました。説教後に歌う82番「今こそここに」も、聖餐を通して神の臨在と教会の希望を歌う豊かな内容を持っています。讃美歌は歌うだけでなく、その歌詞を深く味わうことで、ひとつの説教となるほど豊かな信仰の世界を開いてくれることを学びました。私自身も讃美歌を題材に学内説教を書き、オルガン演奏にも取り組みました。礼拝堂でオルガンを弾く時間は、神学校生活の中で神様の慰めを最も深く感じる大切な時間でした。一方、他者との関わりの中で「認められたい」という思いに苦しむこともありました。しかし、かつてマネージャーとしてお世話したバレーボール選手の姿と、マタイによる福音書18章4節の「自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉い」という御言葉を通して、本当の偉さとは神を全面的に信頼し、へりくだって生きることだと教えられました。これからも、謙遜と神への信頼を大切にしながら、与えられた語学の賜物を生かしてスポーツの現場でも奉仕し、どのような場所でも神と人に仕える歩みを続けていきたいと願っています。皆様のお祈りとお支えに心より感謝いたします。

