毎週の説教メッセージ

off 神の真実

tokorozawa-mikuni to 未分類  

説教:最上 光宏 牧師

コリントの信徒への手紙➁1:12-22

信仰とは、神の真実に対して、真実をもって応答することです。それは神に対して真実であることともに、人と人との関係においても誠実に生きることを意味します。パウロは、だれよりもそのことを心掛けてきたつもりでしたが、コリントの教会の一部の人たちから、「パウロは『然り』と言いつつ『否』と言う、信頼できない人だという批判を受けたのです。これはパウロにとって心外なことでした。ことは、コリントを訪ねる予定が変更になり、予告通りにいかなかったことによります。パウロは、このことを弁明する必要にせまられました。しかしそれはパウロ自身の立場や名誉を守るたではなく、彼がこれまで語って来たみ言葉の真実と神の真理を守るためでした。「あなたがたの間で宣べ伝えた神の子イエス・キリストは、『然り』と同時に『否』となったような方ではありません。この方においては『然り』だけが実現したのです」。
天地を創造された神は、お造りになったすべてのものを「良し」とされました。その存在を肯定し、「然り」と受け入れられたのです。そのためにこそ、イエス・キリストを通して、人間の罪を贖うためでした。ここに神の「真実」があります。真実なる神の目に、今の日本の政権の嘘と偽り、ごまかしと虚偽は、どのように映っているでしょうか。それを反面教師としつつ、真実に生きたいものです。

Comments are closed.