毎週の説教メッセージ

off あなたの手を見なければ

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説教:加藤 輝勢子 牧師

ヨハネによる福音書20:19-31

週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて自分たちのいる家に鍵をかけて閉じこもっていました。その真ん中にイエスが立って「あなたがたに平和があるように」と言われました(19節)。弟子たちは大変喜びましたが、その場にいなかったトマスは心を頑なにして「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、私は決して信じない。」とまで言います(24‐25節)。8日の後、家に閉じこもっている弟子たちのところへイエスが真ん中に立ち、「平和があるように」と言われ、トマスにも向き合いました(27節)。トマスの頑なさに自分の姿をみます。また、家に鍵をかけて閉じこもっている弟子たちの姿を私たちは他人事ではないように感じます。「新型コロナウイルス感染拡大」で私たちの命は脅かされています。先の見えない状態です。礼拝を守りたくても行くことができません。子どもたちも学校にも楽しみにしている教会学校にも行くことができません。そんな不安の直中にいる私たちのところへ、イエスが真ん中に立って、「平和があるように」と言ってくださいます。今は皆で集まることができなくても思いを一つにして祈ることはできます。「二人または三人が私の名によって集まるところには、私もその中にいるのである。」(マタイ18:20)また、ヨハネ16:33の言葉に励まされながら今週も歩みましょう。

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