毎週の説教メッセージ

off 東方の学者たち

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説教:加藤 輝勢子 牧師

マタイ2:1-12

星に導かれた学者たちが何故、エルサレムに行き、ヘロデ王に「ユダヤ人の王が生まれた」のはどこかと聞いたのか、それでヘロデ王だけではなく、エルサレムの人々も何故、不安を感じたのか。民の祭司長や律法学者は「ユダヤのベツレヘム」と預言書に書いてあることを知っているのに、学者たちのように実行に移さないのか、預言書は学問だけのものか。本来は今生きているときに必要なのではないか。占星術の学者たちは、その後、星に導かれて幼子と母マリアに会い、幼子にひれ伏し、拝み、自分たちの大切なものである黄金、乳香、没薬を献げました。そして、ヘロデ王のところには帰るなと告げられたので、別の道を通って自分たちの国に帰っていきました。第3波のコロナの感染が拡大しています。今年ほど礼拝に行くかどうか迷った年はありません。コロナは人と人のつながりを分断します。しかし、神と人との分断はできません。私たちが困難な時こそ、星はイエス・キリストへと導いてくださいます。神の前に、イエス・キリストの前にひざまずき、祈るのです。私たちの持てるものを献げるために。それは家事、育児、祈り、仕事、奉仕、すべてのものを献げます。そして、権力とは別の道、大多数の無責任な意見とは別の道を通って、自分たちの国、自分たちの現場で生きるのです。クリスマスを迎え、2021年もそのような歩みをしましょう。

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