毎週の説教メッセージ

off 喜びに変わる

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説教:加藤 輝勢子 牧師

ヨハネ16:16-24

今日の訣別説教は洗足という愛の象徴行為の後に弟子の「裏切り」と「離反」に挟まれた形でイエスと弟子たちの別れが予告され、地上に残された弟子たちに対する愛の掟の付与がなされた後、「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしを信じなさい」(14:1)の訣別説教が始まる中に入っています。「しばらくすると、あなたがたはもうわたしを見なくなるが、またしばらくすると、わたしを見るようになる」(16)と言うイエスの言葉に「父のもとに行かれる」とか、「しばらくすると」とはいったいいつまでなのか論じ合っている弟子達を見て、イエスは強い口調ではっきりと「あなたがたは泣いて悲嘆に暮れるが、世が喜ぶ。あなたがたは悲しむが、その悲しみは喜びに変わる」(20)と言うのです。しかし、「見えなくなる」、「しばらくすると」という言葉の意味がわからない弟子たちに悲しみが喜びに変わるということはわかりません。「悲しみ」がイエスとの別れなら、イエスが復活することで弟子たちと一緒にいてくださることで「悲しみ」の原因が無くなりますが、この「喜び」はイエスが一緒にいてくれるということになります。それが、復活に限らない、霊なる主イエスであれば、主イエスを信じる私たちにも同じことが言えます。共に主イエスと共にいる喜びを感じて歩みましょう。

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