毎週の説教メッセージ

off その仕事を任せよう

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説教:加藤 輝勢子 牧師

使徒言行録6:1-7

「…計画や行動が人間から出たものなら、自滅するだろうし、神から出たものであれば、彼らを滅ぼすことはできない…」(5:38-39)というガマニエルの言葉により使徒たちは釈放されました。そして神殿の境内や家々で福音を宣べ伝えて、弟子たちの数は増えました。ギリシャ語を話すヘレニストとべブライ語を話すヘブライストで構成される初代教会の間で苦情が出ました。使徒たちは「神の言葉をないがしろにして、食事の世話をするのは好ましくない」(2)と言って、直ちに、兄弟たちの中から霊と知恵に満ちた評判の良い者を7人選ばせました。12人の弟子たちは祈りとみ言葉の奉仕に専念するためにその7人の頭の上に手を置いて、食べ物の分配ややもめたちが軽んじられないように、そのような仕事を任せました。そしてますます、神の言葉は広まり、弟子の数は増えていきました。現代においても、神の教会の管理運営に当たる弟子代表(役員)は、世俗社会における働きに依拠すべきではなく、主日礼拝を重んじ、神の御言葉に聴き従うキリスト者から選出しなければならないのです。教会に自分の用務のために出席するのではなく、聖餐を重んじ、教会を支える献金と献身をなし、イエス・キリストの誡めを自らの振る舞いの規範とすることに真摯であるキリスト者が選出されねばならないのです。54周年を迎えた所沢みくに教会も草創期よりその歩みをしてきました。私たちもまた、今週も神に聞き従い、任された仕事をいたしましょう。

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