毎週の説教メッセージ

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説教:加藤 久幸 牧師

マタイによる福音書 28:1-10

8節「婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走っていった」。この場面は、私たちにとってはグレイ・ゾーン(はっきりしない事態)であるかもしれません。知らせを聞いた女性たちは、半信半疑、「恐れつつも…喜び」墓を後にしたのでしょう。ここまでは(表現の差異はあるにしても)福音書に共通する内容です。しかしこの後、マタイは、復活のイエスが 女性たちに出会う「復活証言」を、伝えています。その他の福音書でも(マルコは追記として、ヨハネは詳細な物語として)、マグダラのマリアの「復活証言」を伝えています。また他の弟子たちの「復活証言」も伝えられています。これらの証言は、皆 十字架と復活において、神自らが働いておられることを受けとめ、暗示しています。聖書を先に進む前に、現代の一人の証言を聞きたいと思います。奥田知志(日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師)「闇の中ではじまる―コロナ禍を生きるために(マルコ16:1-8)」(日本基督教団『教師の友』4-6月号)から紹介します。…私たちは、最初の「復活証言」そして現代の「復活証言」を信じて、多くの証人と共に立ちます。そして10節の言葉を聞きます(そして9節の「おはよう」と声を聞きます)。…私(たち)にとっては、イエスの十字架と復活は「想定外」です。しかし私(たち)が気づかなくても信じなくても、神さまは成し遂げてくださいます…。

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