毎週の説教メッセージ

off 山を下りる

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説教:加藤 輝勢子 牧師

マルコ9:2-10

イエスが弟子に自分は何者かと問い、弟子が主と告白し、さらにイエスがこれから起こる十字架と復活の話をすると、ペトロがイエスをわきにお連れしていさめ、イエスに「サタンよ。引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人のことを思っている」と叱られてから六日目のことです。イエスは弟子の3人ペトロ、ヤコブ、ヨハネを連れて山に登りました。そしてイエスはエリヤとモーセと話していると、ペトロが興奮して「仮小屋を三つ建てる」と言うと、雲が現れ、声がしました。「これはわたしの愛する子、これに聞け」。そしてそこに残ったのはイエスだけでした。イエスは弟子と山をおり、騒動の渦の中に入っていきました。

イエスが求めているのは山の上に神殿を築くような信仰ではなく、山を下りて行く信仰です。「わたしの後に従いたいと思う者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。自分の命を救いたいと思う者はそれを失うが、わたしのため、また、福音のために命を失う者は、それをすくうのである」

イエスの弟子たちが、主の栄光を思うのは十字架に向かうイエスの後に従い、イエスのように宣教を巡り歩き、苦しんでいる人との出会い、悲しんでいる人を目に留め、罪人とレッテルの貼られている人と共に食事をし、足も体も埃まみれになっている道中です。私たちもイエスを仰ぎ、聞き従う者でありたいです。

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