毎週の説教メッセージ

off 生ける神の教会

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説教:加藤 久幸 牧師

テモテへの手紙一3:14-16

テモテ一は、教会が(神の)秩序の中に置かれる必要を、語ります。この秩序の中心にあるのが礼拝です。書き手は、柱が屋根を支え土台が建物を支えるように(16)、信仰者の教会は、神が約束されたように支えられ、啓示された真理が保持されていくと語ります。その内容が讃えられます(16)。「キリストは肉において現れ」は、神は人間として現れ、神の救いの歴史の新しい始まりになったことを、「霊において義とされ」は、イエスの洗礼に臨み、彼の生涯の職務に仕え、その同じ聖霊が、死者の中からの復活に臨み、イエスの正しさを証言したと示します。「天使たちに見られ」は、現代の私たちにはいささか奇妙に思えますが、イエスの受肉とともに、奉仕の聖霊・天使たちはイエスに仕え、この聖霊と共に私たちもイエスの再び来たり給うを待ち望んでいます。「異邦人の間で宣べ伝えられ、世界中で信じられ」は、文字通り、世界中に宣べ伝えられ、信じられるようになっていくことを、教会も証言しています。最後に、「栄光のうちに上げられた」は、神の栄光に迎えられ、そして再び、この世界に主イエスが栄光のうちに臨まれることを、示唆しています。 私たちが「どのように行動すべきか」(15)は、「神がいかに行動されたのか」ということへの応答というかたちをとります。教会は讃美しつつ、神の行動に倣い、仕えます。神の成さることは、確かに偉大です。

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