毎週の説教メッセージ

off 主なる神の言葉

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説教:加藤 輝勢子 牧師

ヨブ記38:1-18

「ウツの地にヨブという人がいた。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きてきた。…彼は東の国一番の富豪であった」(1:1-3)。サタンは神に「ヨブが利益もないのに神を敬うでしょうか。…面と向かってあなたを呪うに違いありません」(1:6-10)。そんなやり取りの中、ヨブは財産や家族を失っても、また自分の体全体が皮膚病になっても神を呪うことはなかった。ヨブは友人たちと語るうちに、主がなぜ苦しみを与えられたのかを悩み、自分の正しさを盾に、主に詰め寄ります。「主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。これは何者か。知識もないのに、言葉を重ねて、神の経綸を暗くするとは、男らしく、腰に帯をせよ」(38:1-3)。ヨブに向かって、お前は何者か、知識もないのに、神のはかりごとを暗くするのか、主の前にしっかり立ってみよと言われ、神がなした業の数々を問うのです。そして「なぜ」この世界が存在するのかの問いを応えていきます。天地創造は世界の初めの神の意志を見出します。ヨブは主に出会い、悔い改め、神が偉大であることと被造物の命を導く神への信頼を告白します。ヨブ記において神の応答が天地の創造主を想起させます。ヨブに創造の信仰を想起させます。
降誕前、イエス・キリストの誕生へと向かうこの時、自分の思い上がりを砕き、神の愛の中を信頼して歩み、心の中にイエス・キリストを迎えましょう。

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