毎週の説教メッセージ

off ためらわないで一緒に行きなさい

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説教:加藤 久幸 牧師

使徒言行録11:1-18

ペトロは、[宣教の]旅の途上で、幻を示されます。ペトロは、この幻を通して神の御心を受け入れ、その後異邦人に洗礼を授けます。11章では、「屠って食べなさい」(7)との声を聞いたペトロは、「主よ、とんでもないことです。[私は]清くない物、汚れた物は口にしたことがありません」(8)と応じたと、報告しています。すると再び、天から、「神が清めた物を、清くないなどとあなたは言ってはならない」(9)という声があり、こういうことが三度あり、新しい展開が始まります。「カイサリアから…差し向けられた三人が…到着し」(11)、「“霊”がわたしに、『ためらわないで一緒に行きなさい』」(12)と命じました。カイサリアの百人隊長コルネリウス(10:1)の家で、「わたし(ペトロ)が話しだすと、聖霊が最初わたしたちに降ったように、彼らの上にも降」り(15)、ペトロは「『ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは聖霊によって洗礼を受ける』と言っておられた 主の言葉を思い出した」(16)と、報告しています。6月の説教で見聞きした言行録は、人間(使徒たち)が計画したというより、「不思議な霊の導き」(6/25)に押し出され、語り・行動せざるを得ない直面させられる事態でした。各々の所で、「命に至る道」(6/4)「神の前に正しいかどうか」(6/18)が問われました。神の成されること・聖霊の導きは驚きであり、ペトロが受けた命令(12)もその事情をよく物語っています。

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