毎週の説教メッセージ

off この子の名はヨハネ

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説教:加藤 輝勢子 牧師

ルカによる福音書1:57-66

天使ガブリエルがお告げをしてから、年老いた祭司ザカリアは口が利けなくなりました。「月が満ちて、エリサベトが男の子を生みました」(57)。エリサベトにとっても大変な時を過ごしたでしょうけれど、神の導きのうちに無事男の子を生みました。近所の人々や親類は主が大いに慈しまれたと聞いて喜び合いました。習慣に従い、8日目に割礼を施すために来た人たちは、この赤ん坊に父の名であるザカリアと名付けようとしたのですが、エリサベトは「いいえ、この子の名はヨハネとしなければなりません」(60)と言いました。周りの者は手振りでザカリアにこの子の名を尋ねるとザカリアは字を書く板を持ってこさせ「この子の名はヨハネ」とエリサベトと同じことを言いました。人々は皆驚きましたが、もっと驚いたことにザカリアの口が開き、舌がほどけ、神を賛美したのです。ザカリアに取ってこの10カ月の時はどのような時だったのでしょう。天使ガブリエルはザカリアに考える期間、祈る期間を与えられたのだと思います。ザカリアは天使ガブリエルからお告げを受けて、半信半疑のままの受け答えをしてから、信じない者から信じる者になるのに10カ月かかりました。神様からいただいた大きな仕事を果たすために、必要な沈黙であり、日々でした。言葉通りに御用を果たした途端、賛美の歌があふれ出たのです。私たちもクリスマスを迎えます。イエスを迎えるクリスマスの歌を賛美しましょう。

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