毎週の説教メッセージ

off 本当にこの人は神の子だった

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説教:加藤 輝勢子 牧師

マタイによる福音書27:32-56

十字架にかかったイエスに対して「神殿を打ち倒し、三日で建てる者…そして十字架からおりてこい」(40)、「他人を救ったのに、自分を救えない。…『わたしは神の子だ』と言っているのだから」(42-43)。これらの言葉は、通りかかった人々や左右で十字架にかかっている強盗、祭司長や律法学者、長老たちが半狂乱になってイエスにむけた言葉です。イエスは息を引き取る前に「エリ、エリ、ラマ、サバクタニ」と言いました。詩編22編の朗誦だという研究者もいます。しかし、このイエスの叫びさえも周りにいた者たちはエリヤを呼んでいるから少し様子を見てみようと興味本位でしかないのです。イエスが息を引き取った時に「神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け」(51)たとあります。「百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは地震やいろいろな出来事を見て、非常に恐れ、『本当に、この人は神の子だった』」(54)と告白します。百人隊長や見張りをしていた人たちにとって、地震やそれに付随する出来事は、ちょうどイエスが湖の上を歩かれたことで、弟子たち畏れの念を生じさせたように(14:16)、この出来事は、百人隊長たちに聖なる恐れを引き起こさせ、この場に働いた神の力、神の啓示を素直に受け取ったのだと思います。

イエスの時代に生きた者たちの生き様から学び、今、受難週の時を生きる私たちも「イエスは神の子だ」としっかり証しできる歩みをしましょう。

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