説教:加藤 輝勢子 牧師
徒言行録2:1-11
五旬祭の日にみんなが一つになって集まっているところに不思議な出来事が起こりました。突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いたのです。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れて、一人一人の上にとどまったのです。さらに「一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした」(4)のです。エルサレムに帰って来た信心深いユダヤ人は自分の生まれた国々の言葉を聞いて、話しているのが皆ガリラヤの人なので驚きました。このことは「あなたがたの上に聖霊が降ると、…地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(1:8)というイエスの言葉の実現です。
聖霊とは「教会の言葉」を生み出す力です。ペンテコステは聖霊を受けた弟子たちがイエスの福音を力強く語ったことの「教会の始まり」ですが、「教会の言葉」の始まりでもあります。その言葉を聞いていた一人一人にわかりやすく届いたのです。そのことは現在、みくに教会に関わる一人一人にも言えることです。
一同が主日礼拝を守るために教会にあつまって、みんなが讃美歌を歌い、聖書の話を聞き、祈っていると、聖霊に満たされます。そして一人一人に神さまの生きる力が宿ります。今週も、隣人のために、家族のために、自分のためにがんばるという思いがふつふつと湧いてきて、一人一人が神様からいただいた恵みを自分の言葉で語り、行動するようになります。イエス様の証人として今週も歩みましょう。

