毎週の説教メッセージ

off わたしについて来なさい

tokorozawa-mikuni to 未分類  

説教:加藤 輝勢子 牧師

マタイによる福音書4:18-25

ガリラヤの伝道を開始してイエスが初めて行ったことは「最初の弟子の召命」です。それは「…異邦人のガリラヤ、暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ」(イザヤ8:23‐9:1)の出来事の始まりを意味します。マタイでは「弟子」は「従う」者であります。父や母、あるいは息子や娘、それらすべてに優先して主イエスを愛して、自分の十字架を担って彼に従うことこそ弟子に相応しいことを意味します。22節以下、ガリラヤでのイエスの活動は「教え」「宣べ伝え」「いやす」ことでありました。「教え、宣べ伝え」は「言葉」、「いやし」は「行為」です。イエスの人格と業において神の国の言葉と行為、その両方において証しされているのです。12人を派遣するにあたっても、「行って『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。病人をいやし、死人を生き返らせ、重い皮膚病を患っている人を清くし、悪霊を追い払いなさい」(マタイ10:7‐8)そして、それらの言葉と行為の業において「大勢の群衆が来てイエスに従った」と書かれています。このことは弟子たちだけでなく、群衆においても同じ事態が起こったのです。イエスの「わたしについて来なさい」との促しに、わたしたち一人ひとりも従い、その招きである「人をとる漁師にしよう」は土の器でしかない私たちですが、一人ひとりの与えられた現場で使命を果たしましょう。

Comments are closed.