説教:加藤 輝勢子 牧師
ヨハネによる福音書6:34-40
5千人以上の人にパンを分け与えた奇跡、イエスが湖上を歩いた奇跡、22節以下は群衆がイエスを探し求め、その群衆にイエスは「あなたがたがわたしを探しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ」と言います。「朽ちない食べ物のために働きなさい…」(27)と言うと、群衆は「神の業を行うためには、何をしたらいいでしょうか」と問い、イエスは「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である」(29)と言います。すると「それでは、わたしたちが見てあなたを信じることができるように、どんなしるしを行ってくださいますか…」(30)、わたしたちの先祖は荒野で天からのマンナを与えられたと書いてある通りです(31)。イエスは「モーセが天からのパンをあなたがたに与えなのではない、わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。神のパンは天から降って来て、世に命を与えるのである」(32-33)と応じます。すると群衆は「主よ。そのパンをいつもわたしたちにください」(34)と言います。イエスは「わたしが命のパンである。…」(35)と言います。「しかし、前にも言っているように、あなたたちは私を見ているのに、信じない」(36)と言います。群衆は「命のパン」を求めないで、イエスが与えてくださるパンに心を奪われています。わたしたちは聖書の証人に続く、証人になることだと思います。礼拝で共にみ言葉を聴き祈り「命のパン」を求め、証ししましょう。